マザーネットの操業
マザーネットの創業を志すに至ったが、社会は女性の企業家には冷たかった。
特に企業家にとって最も重要な要因である資金繰りでは、自分の無力さを知ることになったという。
印象深いのが、銀行に資本金1千万で全国展開したいといったときに、女性ということもあるせいか、女性社員を複数集めて、馬鹿にするような扱いをうけたということだ。
このことから日本はまだまだ女性に対する見解が平等ではなく、女性にとってはなくなることのない壁のように感じられた。
このように女性企業家に厳しい社会ではあるが、上田社長には突き抜けた信念と仲間の存在があった。
仲間は明確な使命に共感してくれて、「社会から求められる企業はきっと伸びる。
」という信念は成功へとつながった。
上田社長は、「どれだけ大きな仕事をするかより、どれだけ1件1件心をこめたかが重要。
」と述べられており、明確な理念や信念が見られた。
さらには、最終的にはマザーネットのいらなくなる社会をめざしてというところから、個人や一部の利益だけを考えるのではなく、社会全体の変革を念頭においていらっしゃるところにすばらしく感心した。